- 保険の豆知識
がん保険の給付金はどんな時にもらえる？給付金の種類と適用条件
診断給付金
がんと診断された際に受け取ることができる給付金です。
1回目の診断でしか給付金がおりないケース、上皮内新生物※の場合には給付金の支払対象外となるケースがあります。
加入する際は入念に確認をしておきたいところです。
上皮内新生物とは？
上皮内新生物（上皮内がん）とは、がん細胞が「上皮」と呼ばれる場所の内側にとどまっている状態のものを指します。
悪性新生物（がん）になる手前の状態であり、悪性新生物（がん）とは区別されます。
がん入院給付金
がんで入院した際に受け取ることができる給付金です。
医療保険と同じように、入院1日あたりの給付金額が決められていますが、
がん保険の場合は入院日数や回数が無制限であることがほとんどです。
入院日数分の給付金を受け取ることができます。
がん手術給付金
がんで手術をした際に受け取ることができる給付金です。
内容は保険商品により異なりますが、手術の回数による給付の制限はないものが多いです。
通院給付金
がんで退院後、抗がん剤治療などで通院が必要になった際に受け取ることができる給付金です。
通院1日あたりの金額が決められています。
退院時に一時的に受け取れたり、入院前の通院にも適用されたりするケースがあります。
最近では、入院の有無にかかわらず給付金が支払われるものが主流です。
がん外来治療給付金
がん治療の目的で、外来治療で通院や往診を受ける際に受け取ることができる給付金です。
1日あたりの給付金額が決められています。
先進医療給付金
厚生労働省によって定められる、陽子線治療や重粒子線治療などの所定の先進医療を受けたときに支給される給付金です。
合わせて読みたい：先進医療特約とは
その他の給付金
- 抗がん剤治療給付金
抗がん剤治療を受けた際に支給される給付金です。 - 後遺障害給付金
がんで後遺障害になったときに支給される給付金です。 - がん死亡保険金
がんが原因で死亡した際に支給される給付金です。
まとめ
駆け込み加入では間に合わない！給付金適用の条件は今のうちにチェック
多くのがん保険では、90日(3ヶ月) の「免責期間」が設けられています。
免責期間…診断前に自分でがんの疑いがあると分かった人が、がん保険に駆け込み加入することを防ぐために設けられている待機期間のこと。
合わせて読みたい：医療保険の給付金の種類
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