保険の豆知識

がん保険は必要？知っておきたいリスクと費用

2022/3/2

がん保険が必要かどうか、早く判断したいピィ～

がんになるリスクと備えておきたい費用を紹介するね！

がんになる確率とは

国立がん研究センターによると、生涯でがんになる確率は男性65.5％、女性50.2％となっています。
生涯のうちに、2人に1人は何らかのがんにかかるということになります。

	累積罹患リスク
男性	65.5％
女性	50.2%

【出典】国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」（2017年）

がんになったときのために備えておきたい費用

入院・通院治療費

がんの治療には「手術」「薬物療法」「放射線治療」「集学的治療」「造血幹細胞移植」「免疫療法」などがあります。
がんの治療というと入院して行うイメージがあるかもしれませんが、最近のがん治療は通院で行うことも多くなっています。
入院給付金のみでは通院治療の費用に対応できないことが考えられます。
がん保険を選ぶ際には、通院治療にも対応できるかどうかがポイントになってきます。

直接的な治療費以外にかかる費用

抗がん剤で髪の毛が抜けてしまったときの医療用かつらの費用、乳がんの手術後に乳房再建術を受ける費用、痛みがひどいときの緩和ケアなど、さまざまな費用が必要になってくる可能性があります。

まとまった生活費

がんの治療と仕事、２つを両立できれば問題ありませんが、思うように働けなくなることも少なくありません。
退職したり収入が減少してしまった場合でも、給付金で生活費を確保することができれば、安心して治療に取り組むことができます。

がん保険は必要？

1/2の確率でがんになった際、治療費の支払いや収入減に対応できないようであれば、がん保険への加入が必要であると考えられます。
また、通常の治療での治癒が難しい場合、費用が高額でも気にせず治療法の選択肢を増やしたいと考えているのであれば、先進医療の保障がついた商品に加入しておくとよいでしょう。
ただし、収入が無くなったり高額な医療費を払うことになった場合でも、これまでの貯蓄で十分に対応できる人であれば、がん保険に入る必要はありません。